カンボジア4日目

 

村人の人たちは

よくいたずらをしてきます笑!

日本人は色が白いからうらやましい。と

美白も気にしているオシャレな女性たちです^ ^

おかげで、こうやって遊んでいるうちに

クメール語も少し覚えられます。

 

実は、この写真に写っている制服の人たち、

地雷撤去を行うデマイナーなんです。

この村では、村人参加型の地雷処理が行われていて

村人たちが自ら自分たちの村の安全を守っています。

 

これは、この村で活動をする高山良二さんが

村の自立を考え始めたもので

村人に訓練を受けさせて、雇っているのです。

さらに驚くのは多くのデマイナーが女性だということ。

 

村の職業は農業が大半で

手に職がない女性の雇用を増やすため

あえて女性を中心に募集されたのです。

 

デマイナーの仕事は、

広大な土地から地雷を探しだし

爆破処理を行うという危険な作業。

全て手作業です。

暑い時には、カンボジアは40度を超えることもあり

過酷な環境です。

 

 

 

 

過去には、一度だけ

作業中のデマイナーたち7人が亡くなるという事故も

起きました。

 

彼女たちはの仕事は

どんな時も命の危険と隣り合わせなのです。

 

なぜ、そんな仕事を?

それは、村の安全を守るのはもちろんのこと

家族を守るためなのだと思います。

 

私が仲良くさせてもらってるデマイナーたちにも

旦那さんと小さな子供たちがいたりします。

デマイナーの仕事は、危険を伴うだけあって

給料もかなり高く、300ドルだそうです。

一家が1ヶ月この村で暮らすには十分な額です。

 

危険だからとか、大変だからとか、好きな仕事とか…

選ぶ条件を考えるのはきっと私だけで、

生きていくために何をするか

どうしたら生きていけるのか、

ここでは、それがすべてなのかなと思います。

 

そんなデマイナーたちの手によって

村の安全は守られ、

ここ数年地雷による被害はなくなったそうです。

 

今は隣村の地雷処理にあたっています。

 

彼女たちが仕事を続けられること、

そして、村の安全が守られることを心から願います。

 

みなさんにいただいた寄付は

井戸建設とこの地雷処理費用にあててもらうことに

なりました。

たくさんの寄付をしていただき

本当にありがとうございました。