元兵士のサルーンさんの話

昨日は、

FMはつかいち「久保田夏菜とカンボジア」の日。

ゲストは、中区胡町でカンボジア料理店”ミリアアンコール”を営む、リーサルーンさん。

 

写真はWinkでサルーンさんと一緒に出させてもらった時のもの時のもの。

 

 

サルーンさんは、元兵士。小学校5年生の時に兵士になりました。

小学校で学んでいたとき、学校に突然やってきた大きなトラック。

初めてみた大きなトラックに興味津々、いわれるがままにトラックに乗り込んだそう。

何も知らない子供たちは、親に会うことも許されず、

強制的に内戦で戦う兵士になることを強いられたのです。

 

小さな銃が与えられ、訓練が始まる。そして、敵を殺せと命令される。

戦地であるジャングルでは、自分の身をまもるために、

毎晩、寝る前に、自分の周りにたくさんの地雷を埋めた。

地雷で動けなくなった仲間に「殺してくれ」と頼まれて、何人も殺した。

 

信じられないような内戦の話。

二十数年前まで起きていたことです。

 

私は、カンボジアが大好きです。

いつもニコニコしているカンボジアが好きです。

 

でも、こんな悲しい歴史があることも知っておかないといけないと思っています。