2017.01.1

カンボジアとの出会い

私は、とにかくとにかくカンボジアが大好きです。

毎年休みをとっては、昔は地雷原だったという小さな村を訪れています。

でも、よく「なんでカンボジア?」と聞かれます。

 

ここでは、カンボジアとの出会いについて…

でも、少しだけ。

なせなら、カンボジアについて話し出すと、長くなってしまうので(笑)

 

カンボジアと出会ったのは、約6年前。テレビ愛媛時代のときです。

 

ある日、私のデスクの上に

地雷処理家・高山良二さんが書かれた“地雷処理のという仕事”という

1冊の本が置かれていました。(筑摩書房)

「誰が置いたんだろう??」と思いながらも

せっかくのご縁なので、読むことに。

 

ちなみに、それまでは

カンボジアや発展途上国に特に関心はありませんでした。

東南アジアのどこかの国!というくらいの認識です。

 

読み終えての感想は

「このおじいちゃんすごい!!!

誰かのために生きるなんて私にはできない!

私だったら、自分が一番になってしまう…」

 

そう、この時点では、まだカンボジアにさほど興味は…(苦笑)

何よりも気になったのは、高山良二さんという本を書いたおじいさん!!

元自衛官だった高山さんは、退官した3日後に、

地雷処理をするために、全財産を持って、

家族を日本に残し、カンボジアに渡った人なのです。

 

「いやー、私にはそんなことは絶対にできない!!どうして??」

 

気になりだしたら、すぐに解決したい性質なので、

さっそく高山さんに会わせてもらうことに。

 

そして、少し緊張しつつも…聞きました。

「どうして、自分の人生を捧げてまでも、誰かのために生きられるのですか?

高山さんをひきつけるものは何ですか?」

 

返ってきた答えは…。

 

「よく聞かれるけど、私もわからんのですよ。ワハハ(笑)

 そんなに気になるんだったら、村に来たらいいですよ。ワハハ(笑)」

 

「ええええーーー!?」

(え?笑うとこ(笑)??

そんな答えあります??

 家に行くようなノリですけど、カンボジアってなかなか遠いですよね!?

このおじいさん、やっぱりすごい!!)

 

あまりにも意外な答えに拍子抜けした部分もありましたが、

気さくな高山さんの人柄に惹かれ、

ほぼ未知である国・カンボジア行きを決めました。

 

ちなみに、私のデスクになぜ本が置かれていたかというと、

その年に、高山さんが、テレビ愛媛賞(功労者に贈られる賞)を受賞していて、

数冊、会社に寄贈してくれていたようです。

でも、未だに誰が本をデスクに置いてくれたかは、わかりません。

 

…やっぱり、長くなりました。

ということで、初・カンボジア訪問については、次回書かせてもらいます!

 

私の憧れの人である高山良二さんについても、

いつかご紹介させていただきます。

今では、“おじいさん”なんて、絶対に言えません(笑)

 

※最初にカンボジアを訪れた時の写真 2011年8月