2019.04.8
戦争の引き金をひかないために
この前のカンボジアイベントに参加してくださった方が投稿してくれてたみたいです。
カンボジアに未だに残る400ー600万個の地雷。
高山さんは、
地雷をゼロにすることが目標でない、あまりにも非現実的すぎるから、と。
じゃあ、なぜ活動を?
この先、戦争の引き金を引かないという道を選択できるように…現場から平和を叫び続けたいのだと。
高山さんがカンボジアに渡ったのは、およそ17年前。
自衛官を退官して3日後のこと。
なぜ、全財産をもって、わざわざカンボジアに?
それは、PKO時代にやり残したことがあったから。
自分の能力を生かせるのは、カンボジアだと知っていたから。
人には、誰にでも、使命があるとかんじています。
それでも、人生を捧げるというような高山さんのような生き方ができる方は
なかなかいらっしゃらないと思います。
そんな高山さんが教えてくれた支援についての話。
支援には、支援する責任と支援を受ける責任がある、と。
井戸や学校建設の支援は、目に見えてわかりやすいハード部分での支援。
しかし、
その学校や施設を生かし、維持管理できるノウハウを現地の人が持ち合わせているか。
実際には、学校が建ったはいいものの、数年後には廃墟になってしまっているケースも少なくないのだとか。
それは、人材育成というソフトの部分までの支援が行き届いていないから。
支援する側は、やりっぱなしにするのではなく、本当に活用されるまで関わらないと意味がない、
支援を受ける側は、受け身でいるだけではなく、生かすことを考えなきゃ意味がない。
お互いの責任が果たせて、ようやく支援は成り立つのだと。
そう思うと、
高山さんがよく言っている”本質をはずすな”という言葉がよく理解できる気がします。
たくさんものがあふれた中だと、やるべきことが何かが見えにくくなってしまうけど、
本当に大事なことはすごくシンプルなことなのかもしれないです。
私たちにできることは?
ー本質を見失うことなく、
今の自分の生活や生き方を見直すことだと、
教えてくださいました。
#カンボジア
#高山良二
#クメールエール